教科書改訂が行なわれ、覚えるべき英単語の数は一昨年と比べおよそ倍になりました。
その結果、「単語の意味がわからない」と、英語嫌いのきっかけに。
さらに、1年生の内容から文法が増え、覚えることが非常に多くなったと言われています。
実際に、塾テキストの内容も大幅に変わり、指導方法も考え直すことにもなりました。
ただ、英語の本質は何一つ変わっていません。
その英語の本質とは、、、
という部分は一旦横に置いておき、英単語の覚え方についてほんの少し。
皆さんは、人の名前や顔などは、どのようにして普段覚えているでしょうか。
「何回も書いてー、音読してー、それで顔は写メを撮ったからそれを見て思い出してテストして〜」
ってやってはいないですよね?笑
流石に、そんなおかしなことはやっていませんよね?笑
では実際には、どのようにして覚えていますか?
よくよく考えてみると、クラスのあの子の名前も、職場のあの人の名前もどれも、
たくさん触れている
ことが共通点ではないでしょうか。
覚えようとした数ではなく、その人や名前に
「出会った回数」
こそが、僕たちの記憶に最も関係している要素です。
これは、生徒たちの日々の勉強の姿を見ても明らかなのですが、
単語や漢字を覚えられない生徒の共通点は、
繰り返しの回数が、他の生徒に比べて圧倒的に少ない
ここなんです。
英語が苦手なのではなく、苦手だと言い訳をして「触れる回数」が少ないからこそ、苦手だと「勘違い」しているだけです。
まずは、そこに気づくこと。
そして、自分よりも点数の高い子は、生まれてから今までの間に、圧倒的な回数を様々な環境で「触れてきている」んです。
英語のテストが90点の生徒と20点の生徒がいるとしたら、
・90点の生徒→Aという単語に100回触れたことがある
・20点の生徒→Aという生徒に1回触れたことがある
単純計算すると、20点の生徒も「あと99回触れることができれば」覚えることが可能になります。
もちろん、いろんな要素があるのでこの通りには実際いきませんが、
何が言いたいかというと、
そもそも触れる回数が少ないから点数が少ないんだということに気づくこと。
そしてさらに重要なことに、この「触れる回数」というのは実は、「回数」よりも「日数」に置き換えることで、記憶への定着率が大きく変わってきます。
・1日腹筋10回を100日間(合計1000回)のAくん
・1日腹筋1000回を1日(合計1000回)のBくん
さ、どちらが実際に腹筋がよりついたでしょうか。
言わずもがな、ですよね。
当然、Aくんの方が明らかに筋力がつくことは、読んでくださっている方は皆お分かりかと思います。
つまり、筋力も記憶も英単語も漢字も
毎日やった方が確実に身につく
んですよね。
「先生、そんなことはわかってるんです。
だから塾に入れてるんです!!」
そんなお声も聞こえてきそうですが、塾に来ても、正直限界があります。
限界というのは、「生徒に取り組ませること」の限界です。
つまり、生徒が自分の意思で「覚えたい!」と思うことが、とても重要な要素です。
毎日塾へ行っているから賢くなるんじゃない。
あんなに問題を解いたからできるようになるはず、じゃない。
どれだけ
できるようになりたい
できるようにならなきゃいけない
できない自分が気持ち悪い
と思えるかどうかです。
そう思えた人から、次第に成績は変わっていきます。
気が狂うほどにやりましょう。
先生から見て「あの子、狂ってるくらい勉強してる。」
そう感じる生徒は間違いなく伸びます。
そんな話を明日もまた、生徒にしていきます。
覚えるこコツは、『触れる回数』で決まります。
たくさん触れる機会を塾で増やし、
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