中3生のほとんどが、志望校を固めているものの、




中には少し、まだ悩んでいる生徒も実際にいるのがこの10月。







本人の意向もありつつ、そこに保護者の方の想いも入りつつ。





不安ですよね、子どもの選択を後ろでただ、見守るというのは。






子どもの自己肯定感の要素の1つに、「自己決定」というものがあります。



「自分の人生は、自分でいかようにも決められるんだ。」と思える感覚のことです。





実は、良かれと思って子どもへ様々なアドバイスやフォローをしている保護者の方ほど、



子どもの、この部分を養う機会を奪っているともいえます。





自分で決めたことであれば、その結果も自分で受け止めることができます。



そして、「結果を受け入れられた」という事実が、



「また、こういったことがあっても、自分はなんとかやっていけるんだ」と、さらに自己肯定感につながっていきます。




その土台があるからこそ、今を受け止め、そこからまた頑張っていこうと思えるものです。





そう考えると、高校受験を通して試されているのは、子どもではなく親の方かもしれませんね。







「見守る」




言うは易し、行うは難し。



とはまさにこの言葉のためにあるのでは?とも感じますが、



子ども自身に考えさせ、何かあったときにはすぐに手を差し伸べられる準備をしておくことが、



中学生の子を持つ親の役割なのかもしれません。






志望校を選ぶ権利は、この先何十年と人生を歩んでいく子どものためにある。





そして、我が子が、自分で、志望校を選べるようになるためには、




その後ろに、「親」という安心感が必要不可欠なのかなと、そう思っています。



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