この問いは、世の中にいる『親』は、きっと一度は耳にしたのでないでしょうか、子どもから。笑
また、この問いが出るときの子どもの心理って、2つあるように思うんです。
①大人が、この『勉強』を実際にどう活かしているのか、どう活かされているのかを知らないがゆえに出てくる、
何気ない、無意識の発言で自分を正当化している
②知っているけど、『勉強」に対して抵抗があり、目を背ける言い訳にしたい
総じて、「勉強って意味なくない?」という子に限って、勉強の成績はあまり良くはありません。笑
逆を言うと、成績が上がれば、勉強に楽しさを感じたり、意味を見出したりできるのでは?とも思いますし、
勉強の意味・意義がわかると、自然と主体的に勉強に取り組めるようになる、とも思います。
僕が中学の頃は、学年でもちょうど真ん中ほどの成績でしたが、勉強の意味は全く分かりませんでした。笑
大の苦手だった数学は、それこそ「無意味やん。」と思いながら避けてましたし、
大のお気に入りだった英語は、それを学ぶ意味こそ全く分かりませんでしたが、
シンプルに「楽しい」と感じ、また、「楽しんでた」ように思います。
問題を間違えている自分自身を楽しんでました。笑
話は戻りますが、、、
勉強の意味って何でしょうね。
例えば、お店を経営されている方は、最低限のお金の計算能力が必要です。
それも小難しい計算ではなく、
・足し算、引き算
・掛け算・割り算
・割合(%)
これらの中学レベルの計算ができれば、お店の経営にかかる数字の大まかな部分は十分すぎるほどカバーできます。
そして、このお店が繁盛すると、従業員を雇うことがあるかもしれません。
そうすると、時給がいくらで、月にいくら給料が発生して、と計算しますし、
さらには、新しい人間関係も生まれ、より人生が彩られていくと思うんです。
大事なことって、なんでも自分の力で、一人で歩んでいくことではなくて、
孤独を感じない、誰かとの関係性のなかにあるあずです。
かの有名な、ハーバード大学にて、
「人の幸福度は、何によって決まるのか?」という研究が行われたそうです。
この研究結果によると、人の幸福度を左右するのは、
『豊かな人間関係』
だということが分かったそうです。
能力でもなく、お金でもなく、性格でもなく、容姿でもなく、生まれ育ちでもなく、
豊かな人間関係だと。
では、豊かな人間関係って、何なんでしょうか。
これはきっと、その人たちによって変わると思いますが、
・一緒に喜びを分かち合える人がいること
・辛く、苦しい時に寄り添ってくれる存在がいること
・「この人のために頑張りたい!」と思える存在がいること
・困ったときに、直接助けてくれる人がいること
・逆に、自分が助けられる人がたくさんいること
・「ありがとう」とたくさんの方に言ってもらえていること
考えればキリはありませんが、
豊かな人間関係を築くために、そして、そんな関係性を通じて、
「人生って最高!!」と感じられるために、
子どもも大人も日々、何かを学んでいるのではないでしょうか。
勉強を通じて、人生の可能性を最大限高められるよう、
今、最低限の勉強はぜひ主体的に、全力で、家族や仲間の力を借りながら取り組んでほしいものです^^