当然、この質問や悩みは全生徒・全保護者が抱くことだと思います。
「塾の素晴らしいカリキュラム・テキスト・指導をフル活用し、言われた通りに週3回塾に通えば成績が上がる!」
と思われがちなんですが、
実は、成績を上げている生徒を見ていると、「むしろ逆なのでは?」と思うことがよくあります。
先日、とある中3生とテスト勉強について話し合うことがありました。
そのとき僕が伝えたことの1つに、
「この1ヶ月の間で、◯◯さんは何をやめた?
1日は24時間って決まっているよね。
その中で、やるべきことが増えていくと、当然24時間では収まりきらない部分が出てくると思う。
つまり、今までやっていた何かをやめる必要が出てくるよね。
この1ヶ月で、やめたことって何がある?」
そんなお話をしました。
その生徒も「うーん。。。」と悩む様子でしたが、
がんばるがんばるの足し算ももちろん重要なのですが、その前にやめることを決められると、
今取り組んでいる勉強が、より効果的になっていきます。
ちなみに僕がここ1ヶ月でやめたことは、
・スマホのゲームアプリを消したこと
・スマホでの連絡のやり取りはやめ、パソコンで調べ物や連絡をとるようにしたこと
・子どもの寝かしつけの際に、スマホをベッドに持ち込まなくなったこと
・自分の意見を言うこと以上に、誰かの意見ばかり求めること
・やりたいと思ったことを後回しにすること
・「まぁいいや。」と、物事に妥協すること
特にスマホなんかは、ついついSNSを見ちゃったり、ついついYoutubeに見入ってしまい、
気づけば30分、1時間と経ってしまう恐ろしいものです^^;
大人でこうですから、子どもは自分の意思でコントロールすることはとても難しいと思います。
勉強において、最も味方につけておくべきは「時間」
その時間を見事に奪い去っていく敵は「スマホ」です。
だからこそ、僕はまず最初に「スマホの使い方」を変え、生活習慣を見直すことにしました。
今では、仕事でもプライベートでもストレスは減り、
アプリを消したり使う時間帯を決めたりと、さまざま変えてよかったと感じています。
成績を上げるために必要な時間を確保しながら、
頭の中をどれだけ「勉強一色」にできるかどうかが鍵です。
「成績を上げるためには、何をしたらいいですか?」
「今、一番やめたくない!!!と思っていることをやめましょう。
そうすれば、自然と成績は上がっていきます。」