中3でたくさんの壁を破ったI・K

 

出会いは中3になる前でした

 それは3学期学年末テストの頃でした。

お父さんとお母さんと本人で3人で面談をしました。

弱点科目は英語で他の科目に比べて明らかに点数が足りていませんでした。

英語を何とかして「志望校」に入れるようになりたい!

 そのために何とかしてほしいです。

という言葉を聞いて、「よし、叶えていけるように一緒にがんばっていきましょう!」

とお話をしました。

 

まずは勉強方法から変えていった

基礎学力はそこそこある子でした。

だから日頃とテスト前の勉強方法を変えていくことに力を注ぎました。

特に英語は、英単語や重要表現を覚えることが出来ていなかったので、

その勉強法から取り組んでいきました。

日頃の通常の授業に加えて、個々の弱点を補強するための演習時間で

マメに英単語の時間を作るようにし、そこでは

「指導した勉強方法が守れているかをチェックし見守る」

というスタンスで時に近くで、時に距離を離してサポートをしていきました。

その甲斐あってか、テストを重ねるたびに英語の点数はみるみると上がっていきました。

定期テストを2回ほど重ねたころには「英語の点数がいちばん高い」という結果になっていきました。

 

5科目で5点にごだわって

だんだんと結果がついてくるようになって次にぶつかった壁は

5科目=400点というものでした。

各科目、良いものは80点を超える!

でも、必ず何かしらの科目でケアレスミスなどが重なり60点台となってしまい、

合計点数も順位も頭打ちになってきていました。

そこで「5点にこだわる勉強への意識と勉強法」について個別にレクチャーをしました。

そこからというもの、顔を合わせるたびに

「5点、10点にこだわっているか?」

「5点を追求してやれている?」

と声をかけ続けました。

そうして迎えた2学期期末テスト、、、

なんと90点台を含む、4科目で80点を超え、

合計でも余裕をもって400点を超えた結果を出すことができるようになっていました。

本人も相当、嬉しかったようで塾のLINEに連絡をくれましたし、

お母さまからも喜びのLINEメッセージをいただきました。

 

秘訣は何だったのか!?

それは本人の素直さと努力の積み重ねに他なりませんでした。

いつもすべての子が魔法のように成績が上げることはありません。

その期間にはある程度の個人差がつきものです。

けれども正しいやり方で正しく努力を続けることができれば、

ある程度までの結果は誰でも出すことができるものです。

そのためには、どれだけ本人が「素直に受け入れ」「愚直に努力をする」ことができるか?

ということが大切です。

私たちができることは

・ 環境づくり

・ ポイントの指導

・ 勉強方法の指導とサポート

・ ヤル気(その気)になれるように声をかけ続けること

だけです。

そうして結果を出した生徒と保護者の方の達成感であったり、嬉しそうな表情を見て

まだまだこれからもたくさんの子たちに、この感触を味わってほしいと強く感じました。